子どもに「自分がされたらどう思う?」はNG!?共感力を育む正しい声かけ
「お友達を叩いちゃダメ!」「おもちゃを取ったらいけないよ!」
つい、そう言いたくなる場面はありませんか?さらに、「自分がされたらどう思う?」と聞いても、子どもはピンとこないことが多いもの。実は、幼児期の子どもにとって“他人の気持ちを想像する”のは、脳の発達的にとても難しいことなんです。
じゃあ、どうすればいいの?
実は「ママがされたらどう思う?」と聞く方が、子どもには響きやすいのです。この記事では、子どもが共感力を育みやすい声かけのコツを詳しく解説します。
1. この記事の要約(Q&A方式)
Q. 「自分がされたらどう思う?」が効果がないのはなぜ?
A. 幼児期の子どもは、他人の気持ちを推測する力が未発達だから。
Q. じゃあ、どんな言葉をかければいい?
A. 「ママが叩かれたらどう思う?」のように、大好きな人を例に出して聞く。
Q. どうしてこの方法が効果的なの?
A. 子どもは“自分が大事にしている人”が傷つくと、自分も嫌だと感じやすいため。
Q. 具体的なシチュエーション別の声かけ例は?
- 叩いたとき:「ママが誰かに叩かれたら、○○くんはどう思う?」
- おもちゃを取ったとき:「パパの大事なものを取られたらどう思う?」
2. 「自分がされたらどう思う?」が幼児に伝わりにくい理由
親としては、「他人の気持ちを考えてほしい」と思い、「自分がされたらどう思う?」と聞きがち。でも、実はこの問いかけは、幼児には難しすぎるのです。
🔹 幼児は“相手の気持ちを想像する”のが苦手
他人の気持ちを理解するには、高度な脳の働きが必要です。この能力が発達し始めるのは早くても小学校低学年くらい。それまでは、他者視点で物事を考えるのは難しいのです。
🔹 “正解”を覚えて答えているだけのことも
「自分がされたらどう思う?」と聞かれ、「嫌だ」と答える子もいますが、それは“嫌だと答えるのが正解”だと学習しているだけの場合が多いのです。心から共感しているわけではないため、行動の改善にはつながりにくいのです。
3. 幼児に響く!正しい共感の育て方
では、どう声をかければいいのでしょうか?
✅ 「ママがされたらどう思う?」が効果的!
子どもは“自分が大切に思っている人”が傷つくことには敏感です。だからこそ、以下のような声かけが効果的なのです。
💡 例1:お友達を叩いてしまったとき
❌「自分が叩かれたらどう思う?」
✅「ママが誰かに叩かれたら、○○くんはどう思う?」
💡 例2:おもちゃを取ってしまったとき
❌「お友達の気持ちを考えて!」
✅「パパの大事なものを取られたらどう思う?」
このように、大切な人を例に出すことで、子どもが“嫌な気持ち”をより実感しやすくなります。
4. まとめ
「自分がされたらどう思う?」は、幼児には難しすぎる問いかけ。代わりに、「ママ(パパ)がされたらどう思う?」と聞くことで、子どもは共感しやすくなります。
この声かけを続けることで、子どもは徐々に他人の気持ちを考えられるようになり、やがて本当の意味で“共感力”を育んでいきます。
ぜひ、今日から実践してみてくださいね!
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